こんばんは。
今日は、2ndアルバム「ETERNO」の三曲目よりジョン・ラター「永遠の花」に込めた思いを綴っていきます。
ジョン・ミルフォード・ラターは イギリスの作曲家、編曲家、指揮者で、主に合唱の分野で活躍しています。
「永遠の花 (Flower Remembered)」は、東日本大震災で大きな 被害を受けた東北地方のために書き下ろされた合唱曲です。
被災地に思いを馳せ、自らの感情と祈りを込めて作曲された楽曲。
歌詞には、災害によって遠くに去ってしまった人々を「美しい花」にたとえ、「私たちはいつまでも忘れないよ」という深いメッセージが込められています。
音に追悼の祈りを、優美で暖かみにある旋律に希望や再生の願いを、込めました。
思い出の花は永遠に咲き誇る
⽇の光のようにまぶしいばかりに
花⾹は漂う 静かに奏でる調べのように
優しい声は語る “あなたのそばにいつまでも”
幾千のささやきのこだまが聞こえる
時には遠くかすかに 時にはあざやかに
命の限りの響きでささやくように
“忘れないで 忘れないで 忘れないで”
雪で覆われ⽩く輝く峰をめざして
今や⿃たちは去り 雪は融けてしまった
でも今も⾒える あの美しさ
遠く過ぎ去った⾵景 ⿃たちは遠くの⾕へと⾶び⽴ち
雪は融けて 川となり 全てが過ぎ去っても
思い出はいついつまでも “忘れない 忘れない 忘れない”
一つひとつの音が、消えることのない記憶や感情を優しく包み込み、やがて新しい命や希望へと繋がっていくように感じられます。 この曲を通じて、過去と未来が静かに交わり、記憶が永遠に生き続ける瞬間を共有できたらと思います。

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