


読書の秋、ではなく私はなぜか夏になると読書欲がむくむくと湧きあがります。
(夏は角川文庫から毎年かわいい表紙で本がでるからわくくしますよね、それもあるのかもしれません。)
今日は楽器のメンテナンスに行く日だったので本棚から何年も前に買った坂口安吾の「堕落論」を引っ張りだしてきました。
この本を読むきっかけは、亡くなった父に何か面白い本ない?と聞いた時に今は難しくても年齢を重ねるごとに感じ方が変わるから読んでみろと勧められたからでした。
思えば10代最後の夏でした。
数年ぶりに読み進めながら父とこの時代の人ってこんな難しいこと考えてるのすごくない?それを学生が読んで支持されるって...なんて他愛ない話をしていたのを思い出しました。
私を本の世界に飛び込ませてくれた作品は「ハリーポッターと賢者の石」でした。
小学一年生の冬、日本で翻訳版が出てそれを父がクリスマスプレゼントにくれました。なぜか父のサイン付きで...
読めない感じを国語辞典片手に読んだのは今でも覚えています。
みなさんにとって忘れられない本はありますか?
思い出が詰まった本、つい何度も読み直してしまう本、あれば是非教えてください。
ちなみに睡蓮、蓮の写真は今朝近所の植物園で撮影したものです。
今年は去年より涼しくて過ごしやいですが雨が続いてジメッとしているので少しでも涼を感じていただけたら嬉しいです。
光透羽の和のHPを作りました。是非遊びに来てください。