こんばんは。
今日は、2ndアルバム「ETERNO」に収録したアストル・ピアソラ「孤独の歳月」に込めた思いを綴っていきます。
「孤独の歳月 (Years of Solitude)」は、 ピアソラの「Nuevo Tango(新しいタンゴ)」スタイルを象徴する作品です。
新しいタンゴは、従来のタンゴにクラシック音楽やジャズの要素を取り入れた、ゆったりとしたテンポで進む切ないメロディがあることが特徴となっています。
曲の流れはまるで、ゆっくりと過ぎていく刻のようで、静かで美しい旋律が聴く人の心に響きます。
時折訪れる、ピアソラ特有のリズムや和音の変化によって感情の揺れが表現されています。
孤独とは何でしょうか。
わたしにとって、それは誰かと一緒にいる時でさえ、ふと感じる心の中の静かな響きのようなものです。
それは、人との関わりからくる寂しさではなく、むしろ自分自身の深い部分に触れるような感覚。
孤独は、誰にも埋められないものであり、自分を知るための大切な贈り物。
その贈り物は私たちに新しい気づきを与えてくれます。
日々の感情や思いが積み重なり、その中で私は少しずつ成長していくのを感じます。
その結果、新しい道が見えてくる瞬間が訪れるのです。
孤独を経験することで、人とのつながりの大切さや温かさを改めて感じることができるのかもしれません。
その時間は私たちに寄り添い、気づきと成長を支えてくれるものです。
そんな時にこの曲が、そっと付き添い、聴く人の心を優しく支えてくれることを願っています。

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